内科医を志すみなさんに、GMコースを整備しました。GMコースは、3年間の内科専攻医期間を通じて総合内科（General Medicine; GM）を修練するコースです。Subspecialtyに進む前にしっかり総合内科的知識・技能を身に付けたい方に最適のコースです。

GMコースでは3年間に基本的な内科診療分野をくまなくローテートして基本的内科診療の知識と技能を修得します。本コースは、米国のInternal Medicine Residency Trainingをお手本にし、3年間で総合内科として活躍できる医師を養成することを目的としています。本学附属病院においては、比較的コモンな内科疾患から診断・治療に難渋する疾患まで、幅広い内科疾患を経験するとともに、カンファレンスや抄読会（Journal Club）を通じて、scientific mindを醸成できます。当院は患者数が多く、他の大学附属病院に比してより多くの疾患を経験できます。また、内科専門医として十分な手技を経験することが可能です。

さらに、当院の連携施設は地域に根差した施設が多く、中には在宅医療などに力を入れている施設もあります。3年間のうち1-2年間を地域の連携施設で研修することが可能です。連携施設の選択については、専攻医個人との面談（研修希望先、研修の進捗度）、診療科の意見などを参考に、当院基幹プログラム研修委員会が決定します。

ローテーション例を下記に示します。

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内科医としての第一歩をGMコースで始めてみませんか？

お待ちしています。

GSコースは、希望するsubspecialty領域を重点的に研修するコースです（Generalist-Specialist/Scientist；GS）

研修開始直後の数ヶ月は、希望するsubspecialty領域にて初期トレーニングを行います。この期間、専攻医は、将来希望する内科においてロールモデルとなる指導医や上級医師から、内科医としての基本姿勢のみならず、目指す領域での知識、技術を学習することにより、内科専門医取得へのmotivationを強化することができます。

その後、他科（場合によっては連携施設での他科研修含む）をローテートします。研修2年目あるいは3年目には、連携施設における当該subspecialty科において内科研修を継続して、subspecialty領域を重点的に研修するとともに、充足していない症例を経験します。研修する連携施設の選定は専攻医と面談の上、希望するsubspecialty領域の責任者と研修委員会が協議して決定します。なお、研修中の専攻医数や症例経験進捗状況により、初年度から連携施設での重点研修を行うことがありますが、あくまでも内科専門医研修が主体です。

目指すSubspecialty領域を既に決め、重点的に研修していきたい方には最適のコースです。Subspecialty専門医取得を視野に入れている方、当院で研修してみませんか？

お待ちしています。

※GSコースのローテーション例は、各subspecialty科（各内科部門）紹介ページにて掲載しています。

• 循環器内科（循環器内科学）
• 腎臓内科（腎臓内科学）
• 呼吸器・アレルギー・血液内科
• 血液内科（血液内科学）
• 消化器・代謝内科（消化器内科学）
• 脳神経内科（脳神経内科学）
• 総合診療科（総合医療学）
• 感染制御内科（感染症センター）
• 糖尿病・内分泌内科（糖尿病・内分泌内科学）
• 腫瘍内科（がんゲノム・腫瘍内科学）
• リウマチセンター
• その他必要な診療科・部門